カノン祈りプロジェクト2011 〜震災復興支援〜

プロジェクト概要

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この度の震災は東日本の方々に多くの被害をもたらしました。
その復興のため、ボランティアに名乗りを上げる方々が相次ぐなか、私たちカノン(全国宗教用具名店会)でも何か出来ることはないかと考えた結果、被災地のお地蔵さんに「前掛け」をお届けしようというプロジェクトが発足しました。
全国の皆様に呼びかけ、「祈りのメッセージ」をお入れした前掛けを集め、それを被災地のお地蔵さんにお届けする。この企画が立ち上がってから、皆様のたくさんの「祈り」が全国のカノン加盟店に集められました。
地蔵菩薩は苦悩する人々を無限の慈悲の心で包み込み、救う力を持っています。
犠牲者の方々が安らかでありますよう、そして被災者の皆様に早く笑顔が戻りますよう、思いを込めて前掛けをお届けしました。

被災地にて

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全国の皆様から寄せられた「お地蔵さんの前掛け」を持って、全三日間の行程で東北の被災地を歩いてきました。
20m以上の津波が押し寄せ、町がまるごと流された女川町で、瓦礫を取り除いた道端にお地蔵さんがポツンと置かれていました。おそらく誰かが瓦礫の中からお地蔵さんをみつけてお祀りしたのでしょう。お地蔵さんには供物や花が供えられてあり、「ボランティアの皆さんありがとうございます」と書かれた黄色のヘルメットがとても印象的でした。
このお地蔵さんからスタートし、石巻や名取など特に被害の大きかった地区を歩きました。途中、たくさんのお地蔵さんに出会いました。

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瓦礫撤去がほとんど終わった女川町ですが、そこにはまだ町の未来は見えません。

一体ずつに祈りを捧げ、皆様の思いを届けてきました。その一部をご覧ください。

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津波に流され、被災地にはお地蔵さんがほとんど残っていないかも知れないという不安がありましたが、幸運にも多くのお地蔵さんを見つけることが出来ました。
私たちが見つけたお地蔵さんは、すべて震災前からそこにあったものではなく、誰かが瓦礫の中から拾ってお祀りしたものです。おそらく、もと住まわれていた地域の方々が、亡くなったご家族の成仏をお祈りしているものだと思われます。

今回の被災地東北では、仏教の必要性を痛感しました。途中、家の痕跡が残る基礎に花が置かれてある光景も多く見ました。これらのお地蔵さんたちもまた、深い悲しみに暮れるどなたかの救いになっているのかも知れません。
後日地域の方がおまいりになられた時に、新しい前掛けと、そこに書かれた皆様のメッセージを読まれると思います。皆様の思いが少しでも被災地の方々の勇気になることを願ってやみません。

最後に、今回ご参加いただいた全国の皆様に深くお礼申し上げます。ご協力ありがとうございました。

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